ラグビーW杯
盛り上がっていたラグビーW杯も
いよいよ3位決定戦と決勝を残すのみとなりました。
私は大学進学で上京して以来のラグビーファン。
当時は母校早稲田に本城和彦、吉野俊郎という2人のスタープレーヤーがいて、
ライバル明治大学との伝統の早明戦では旧国立競技場に徹夜で並んで観戦したものでした。
今回もエコパでの日本対アイルランド戦、
横浜での日本対スコットランド戦、
東京での日本対南アフリカ戦の準々決勝、
そして横浜での南アフリカ対ウェールズ戦と
4試合をナマ観戦することができ、
キャッチフレーズ「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」通り一生の思い出を刻むことが出来ました。
今回のラグビーW杯は、私に2つのプレゼントを贈ってくれました。
1つは「目指すべき組織のあり方」に対する信念です。
ご承知の通り日本代表チームには多くの外国出身選手が在籍していたわけですが、
生まれも育ちも言葉も異なる彼らが文字通り「ワンチーム」となって、
結果を出してくれました。
個性や多様性ということと1つにまとまるということが両立できた時、
本当に素晴らしい力を発揮できるのだということを改めて学ばせてもらいました。
弊社でもここ数年で、女性技術者や外国人材も含めた
多様な能力を持った個性豊かな社員が増えてきています。
多様性や個性は、ややもすると不協和音の素になり兼ねませんが、
そういったことを乗り越えて「ワンチーム」にまとめていくのだという信念を頂いた気がします。
もう1つは旧友との再会です。
在籍していた(株)リクルート時代の同期「森澤篤君」と
今回のW杯をきっかけに短期間で何回も会うことが出来ました。
彼は非常に優秀でリクルート時代にMBAを取得し、その後キャリアを重ねて、
現在はプロ経営者として(株)工機ホールディングスという大会社の社長を務めております。
お互いに経営者として多忙なこともあり、
彼とは年賀状のやり取りは続いていたものの20年以上会えてなかったのですが、
今回のW杯をきっかけに旧交を温めることが出来ました。
京都大ラグビー部OBの彼は、私以上に熱く声援を送り、
外国人とも親しげに英語で話し掛けたりしていて、
その姿に刺激と元気をもらいました。
さあ、あと2試合。
素晴らしいフィナーレを飾ってくれることを期待しています。
Written by 市川