台風19号災害ボランティア
SDGs推進担当の高橋です。
休みを利用して11/2(土)に台風19号災害のボランティア活動をしてきました。
ボランティアとして向かったのは栃木県栃木市。
台風の被害で約1万3800棟が浸水被害にあっています。
実は私の出身地が栃木県宇都宮市ということもあり、
知人も浸水被害を受けています。
そんな縁もあり、今回ボランティアに行ってきました。
まずはボランティアセンターにて登録を受けます。
全国からボランティアが集まっており、
一緒に活動した方では福岡から来ている方もおりました。
しかし、今回は被害が広範囲に分散していることもあり、
まだまだ人手が各地で足りていないようです。
センターから指示を受けたお宅へ向かいます。
伺ったお宅は約1mの浸水となったようでした。
柱にうっすらと泥水の汚れが残っています。(写真の黄色いラインのあたり)
9名のボランティアで家財道具の運び出しを手伝います。
写真はその一部ですが、この数倍の量を運び出しました。
中には金庫などの重量物もあります。
水に浸ると重量が増えますので、普段は一人で運べるものが数人掛かりとなります。
床上浸水となると残念ながら多くのものが廃棄せざるを得ない状況です。
廃棄も収集車では追い付かないため、家主の方が廃棄場へ何往復もして運搬をします。
捨てないものも選別して、洗浄作業もしなければなりません。
もし自分が被災者だったらと考えると大変さが身に染みてきますし、
自分たちの力だけでは何ともできない部分があるのかと感じました。
特に水害は時間経過とともに家財や家屋の傷みが増すため、
時間との勝負という部分もありそうです。
今回1日と短い時間でしたが少しは役に立てたのかなと思いますし、
教訓や備えなどの学びも得られました。
今後も機会があれば参加できればと思います。
最後に栃木市は蔵の街として有名です。
観光として訪れることも復興支援になりますので、
是非栃木へ足を運んでみては如何でしょうか?
帰りがけに寄った嘉右衛門町地区の古い町並み
Written by 高橋