トキワのブログ

社長ブログ

高知に学ぶべきこと

先日、某金融機関様主催の研修旅行で、高知市に行ってきました。
高知といえば土佐、土佐といえば龍馬。玄関口からしてやはり龍馬です。



今回の旅行で、我が地元浜松が高知に学ぶべきだな〜と思ったことが2つありました。

一つはお城です。

高知城は、遠州とも所縁のある土佐藩初代藩主山内一豊が着工し、二代山内忠義の時代に完成しています。
実は江戸時代に建造された天守と本丸御殿の両方が現存されている日本唯一の城なのです。

お城の公園は整備され、歴史博物館が建てられており、多くの観光客が集まっていました。
この歴史遺産が観光資源として活かされていることを目の当たりにしました。

 

我が浜松にも浜松城があります。
かの
徳川家康公が壮年期に本拠とした城で、天下人への足がかりとした出世城です。
観光資源としてのポテンシャルは高知城に負けないものがあると思いますが、
見習うべき点が沢山あるように感じました。

近年公園の整備や遺跡発掘調査が行われていますが、
浜松城の魅力向上には道半ばかと思います。
当社も観光価値の向上へ協力をして参ります。



学ぶべきだな〜と思ったもう一つは、中心市街地の賑わい創出です。
「ひろめ市場」に行きましたら、その賑わいぶりにびっくり!


高知のご当地グルメが一堂に味わえます。
まるでご当地グルメのフードコートです。
我々も塩カツオや鱒寿司などのご当地グルメに舌鼓を打ちました。


浜松では市の中心街に活気が失われたと言われて久しい状況です。

市街地ど真ん中の松菱(百貨店)跡地が更地のままになってしまっているのは、
寂しい気持ちになります。

新幹線駅があり、アクトタワー、遠鉄百貨店、ザザシティ、メイワンなど
市街地にはまだまだ力が残っています。
浜松には餃子やウナギを筆頭にフード資源も豊富です。
「ひろめ市場」のような場所があれば、
中心街の活気を取り戻すきっかけの一つになるのではと感じました。

 

浜松は工業都市として実力を持った都市ですが、
観光に関してまだまだ実力を発揮できていないかと思います。
浜松を「魅力ある産業観光都市」に発展させるために、
私も街づくりに貢献する産業人の一人として
取り組みを行って参りたいと思います。

 

Written by 市川 浩透